旅行に行きたい。
温泉でゆっくり癒されたい。
そう思っていても、
「手術のあとだから温泉には入れない」
「周りの目が気になってしまう」
「家族に気を遣わせたくない」
そんな理由で、旅行をあきらめてしまう方も少なくありません。
でも、乳がんの手術を受けたあとでも、安心して温泉を楽しむ方法があります。
入浴着という選択肢を知っていますか?

乳がん術後の方が安心して入浴できるように作られた温泉用入浴着があります。
入浴着は、胸元をやさしく覆いながら、そのまま湯船に入ることができる専用の入浴ウェアです。
「傷あとを見られたくない」
「再建していないので気になる」
そんな気持ちに寄り添ってくれるアイテムです。
最近では、入浴着の着用を認めている温泉施設や宿泊施設も少しずつ増えています。
「もう温泉には入れない」と思っていた方が、もう一度温泉を楽しめるきっかけになるかもしれません。
入浴着を利用できる温泉施設も増えています
認定NPO法人 J.POSHでは、入浴着を着用して利用できる温泉施設や宿泊施設を紹介しています。
- 入浴着を着用できる宿泊施設(ホテル・旅館)
- バスタイムカバーの貸し出しがある施設
- 日帰り温泉・スーパー銭湯など
旅行を計画する前に確認しておくと、安心して出かけることができます。
参考:
家族風呂という選択もあります

九州には、大浴場とは別に家族風呂を備えた旅館や温泉施設が多くあります。
宿泊者が予約して利用できるところも多く、人目を気にすることなく、ゆっくり温泉を楽しめます。
もちろん、ご家族と一緒でも、一人で贅沢な時間を過ごすのも素敵です。
「周りの視線が気になる」という方には、家族風呂もおすすめの選択肢です。
温泉は身体だけでなく心もゆるめてくれます
温泉旅行の魅力は、お湯だけではありません。
山や海、川のせせらぎ、鳥の声。
雄大な自然の中に身を置くと、人は自然と深呼吸をしたくなります。
自然の大きさを感じると、自分が抱えていた不安や悩みが少しだけ小さく思えることがあります。
そして、
「また頑張ろう」
そんな前向きな気持ちを、自然からそっともらえることもあります。

治療が終わっても、人生は続いていきます
乳がんの治療を経験すると、「以前と同じようには旅行できない」と感じることがあるかもしれません。
でも、入浴着や家族風呂など、安心して温泉を楽しむための選択肢は少しずつ増えています。
大切なのは、「できない」とあきらめるのではなく、「どうすれば楽しめるかな」と考えてみること。
治療が終わっても、あなたの人生は続いていきます。
また旅に出て、美味しいものを食べて、温泉に浸かって、笑って過ごす時間を大切にしてください。
そんな時間も、心と身体を整える大切なセルフケアの一つです。
旅行を楽しめる身体づくりも、大切なケアです
乳がんの治療が終わっても、不安がすべてなくなるわけではありません。
「温泉に入りたいけれど勇気が出ない」
「家族と旅行に行きたいけれど、身体が思うようについていかない」
そんな声を、はんなりでもたくさんお聞きしてきました。
肩や胸のつっぱり感、腕の動かしにくさ、疲れやすさなどが少しずつ和らぐことで、「また旅行に行ってみようかな」と前向きな気持ちになれる方もいらっしゃいます。
はんなりでは、乳がん術後の身体に寄り添いながら、「治療を頑張るため」ではなく、「これからの人生を楽しむため」の身体づくりを大切にしています。
温泉も、旅行も、大切な人との時間も。
治療を経験したからこそ、あきらめるのではなく、自分らしく楽しんでほしい。
そんな毎日を、これからも応援していきたいと思っています。

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