サロンにお越しくださる方の多くは、
身体のお悩みや、治療への不安を抱えて来店されます。
肩や腕の痛み。
身体の重だるさ。
治療による副作用。
そして、言葉にしにくい気持ちの揺れ。
初めてお会いするときは、少し緊張した表情の方も少なくありません。
問診では、今困っていることや気になっていることをお話しいただくため、自然と表情が曇ることもあります。
病気になったときは、身体だけでなく心も疲れてしまうことがありますね。
心のケアについてはこちらの記事に詳しく書いています。
▶がん治療中の心のケア|不安や落ち込みをひとりで抱えないために
帰る頃には、少し笑顔になっていただけたら

施術が終わり、
玄関のドアを開けてお帰りになるとき。
ご来店されたときよりも、少し表情がやわらぎ、
笑顔で帰られる姿を見るたびに、
「この仕事を続けてきて良かった。」
そんな気持ちになります。
身体が少し楽になること。
気持ちが少し軽くなること。
その積み重ねが、私にとって何より嬉しい瞬間です。
忘れられない一言
ある日、長く通ってくださっているお客様が、帰り際にこんな言葉をかけてくださいました。
「最初は駆け込み寺のような気持ちで来ていました。でも今は、私の憩いの場所になっています。」
※プライバシーに配慮し、内容は一部変更してご紹介しています。
その言葉を聞いたとき、とても嬉しく、胸が温かくなりました。
身体だけではなく、安心できる時間を

そのお客様は、治療を続けながら全身の不調に悩まれ、医療機関でも相談を重ねる中で、身体のケアについても考えたいと「はんなり」を訪ねてくださいました。
施術では、お身体の状態に合わせてやさしく身体を整えながら、アロマテラピーも取り入れています。
アロマテラピーは、心身をリラックスさせる補完的なケアとして用いられることがあり、緊張が続いているときや気持ちが落ち着かないときにも役立つことがあります。
身体がゆるみ、心も少しずつほぐれてくると、
「最近、身体が楽に感じられる日が増えました。」
「以前より気持ちも落ち着いて過ごせています。」
そんなお声をいただくことがあります。
そして何より、笑顔が増えていかれたことが印象に残っています。
「また来たい」と思える場所でありたい
身体が楽になってきても、
仕事に復帰されても、
生活が忙しくなっても、
定期的にお越しくださる方がいらっしゃいます。
それは、施術を受けるためだけではなく、
「ここに来ると安心する。」
そう感じていただけているからかもしれません。
そのことを、とてもありがたく感じています。
最後に

私は、身体を整えることと同じくらい、
「安心して過ごせる場所であること」
を大切にしています。
その理由には、これまで理学療法士として医療の現場で経験してきたことがあります。
病院では、忙しすぎて十分にできなかった、患者さんの身体と心の両方に向き合う時間。
その時間を持つための場所を作りたかったのです。
だからこそ、はんなりでは、理学療法による身体のケアに加え、アロマテラピーも取り入れながら、身体と心の両方に寄り添う時間を大切にしています。
▶乳がん術後のリハビリで大切なのは「ゆるめる」こと、そして「うごかす」こと
身体が少し軽くなり、気持ちも少しほっとできる。
そんな時間を過ごしていただくことで、毎日をその人らしく過ごす力につながればと願っています。
痛みや不調がある日も。
少し疲れてしまった日も。
嬉しい出来事を話したい日も。
どんな日でも、「今日は来て良かった」と思っていただける場所でありたい。
はんなりが、身体を整えるだけではなく、
ほっと心がほどける「憩いの場所」
であり続けられるよう、これからも一人ひとりと丁寧に向き合っていきたいと思います。
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