球体模様
乳がんと心・生活

役割を少しだけ降ろして|乳がん治療後こそ「自分のための時間」を

役割を少しだけ降ろして|乳がん治療後こそ「自分のための時間」を

私たちは毎日の暮らしの中で、
たくさんの役割を担いながら生きています。

娘として。
パートナーや妻として。
母として。
家族の一員として。
職場では働く人として。

自分で望んで引き受けた役割もあれば、
いつの間にか「自分がするもの」になっていたこともあるかもしれません。

▶乳がんになっても「母親だから」「娘だから」と頑張ってしまうあなたへ

家族の予定を気にかける。
食事や家事をする。
子どもや親の世話をする。
周りがうまく回るように先回りして考える。

そうした、名前のつきにくいケアや家事も含めて、
長い間、誰かのために動いてきた女性は少なくありません。

▶なぜ、こんなに疲れるの?|目に見えない「メンタルロード」と女性の疲れ

子育てや仕事などさまざまな役割を担う女性のイメージ

そして、乳がんの治療中や治療後も、

「家族に迷惑をかけたくない」
「いつもの自分でいなければ」
「まだ頑張れる」

そんな思いから、
自分のことを後回しにしてしまうことがあります。

けれど、病気になったからといって、
それまで担ってきた役割が突然なくなるわけではありません。

だからこそ、
意識して自分のための時間をつくることも大切だと私は思います。

自分自身をいたわる時間は、とても大切です。

女性専用サロンでリラクゼーションを受け自分のための時間を過ごす女性

サロンに来られたときだけは、

誰かのためではなく、
あなた自身のための時間を過ごしてみませんか。

肩の力を抜いて、
体をゆるめながら、

好きなことや、
最近あった出来事、
何気ないお話を聞かせてください。

病気や治療の話をしたい日は、
もちろんその話も。

でも、病気の話をしなくても大丈夫です。

60分だけ、

「○○さんのお母さん」でも、
「会社の○○さん」でもなく、

あなた自身として過ごす時間を。

リラクゼーションサロンはんなりの女性理学療法士

その時間が、
また明日を少し軽やかに過ごす力につながれば、
私はとてもうれしく思います。

治療のその先も、
その人らしく過ごせるように。

ときには役割を少しだけ降ろして、
自分のために休む時間を。

そんな思いで、
今日もお待ちしています。

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中野 郁子

この記事を書いた人中野 郁子(なかの いくこ)

乳がん女性の駆け込み寺 はんなりを運営しています。
母をがんで亡くした後、がん患者さんとその家族を支える仕事がしたいと転職。
久留米市の病院に勤務後、2016年に開業しました。
理学療法士、アロマセラピスト、ピンクリボンアドバイザー、乳がん啓発運動指導士の資格があります。

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