球体模様
はんなりについて

はんなりでは、どんな時間を過ごすの?|初めての方へ

はんなりでは、どんな時間を過ごすの?|初めての方へ

「どんなことをするんだろう?」

「乳がんの治療中でも行って大丈夫かな?」

「うまく説明できるかわからない……」

初めて来られる方から、そんなご質問をいただくことがあります。

はんなりは、女性専用・完全予約制の小さなリラクゼーションサロンです。

乳がんの手術後や治療中の方にも多くお越しいただいていますが、同じ乳がんでも、受けた治療も、その後の身体の状態も、一人ひとり違います。

だから私は、

「乳がんの方だから、この施術」

と最初から決めることはありません。

私が病院を離れ、乳がん術後の女性が安心して過ごせる場所をつくろうと思った理由は、こちらの記事でもお話ししています。

▶理学療法士の私が病院を辞めて独立した理由

まずは、今のお身体のこと、そして今困っていることを聞かせていただくところから始めます。

その日のあなたに合わせて、一緒に過ごし方を考えていく。

それが、はんなりの時間です。


まずは、今のお話を聞かせてください

リラクゼーションサロンはんなりの落ち着いたくつろぎスペース

初めての方には、

・これまでに受けた手術や治療
・現在の治療や体調
・痛み、つっぱり、むくみ、しびれなど気になること
・仕事や家事など日常生活で困っていること

などをお聞きします。

でも、病歴を順番にきれいに説明する必要はありません。

私が一番知りたいのは、

「今、一番困っていることは何ですか?」

ということです。

「肩が上がりにくい」

「腕が重たい」

「ずっと身体に力が入っている気がする」

「最近よく眠れない」

「治療が終わったのに、なんとなく元の生活に戻れない」

身体のことでも、生活のことでも構いません。

うまく言葉にならなくても大丈夫です。

お話を聞きながら、一緒に整理していきます。


身体の状態を一緒に確認します

女性理学療法士によるリラクゼーションサロンはんなりの施術風景

必要に応じて、施術の前に身体を動かしていただくことがあります。

肩や腕がどのくらい動くのか。

どんな動きでつっぱるのか。

普段どんな姿勢で過ごすことが多いのか。

生活の中で困っている動作はないか。

肩が上がりにくいといっても、その理由は一つとは限りません。

無理に動かしたり、痛みを我慢していただいたりすることはありません。

乳がん術後に多い身体のお悩みについては、こちらの記事でもご紹介しています。

▶乳がん手術後、みんな何に悩んでいる?来店理由を理学療法士が解説

私は理学療法士として、

「正しい形に身体を直す」ことよりも、その方が今より少し楽に動ける方法を一緒に探すこと

を大切にしています。


その日の身体に合わせて施術します

お話と身体の状態を確認してから、施術内容を決めます。

アロマトリートメント、リンパドレナージュ、着衣でのボディケア、ストレッチなどを組み合わせながら、その日の状態に合わせて調整します。

同じ方でも、

「今日は肩を中心に」

「今日は身体全体が疲れているから、ゆっくり休みたい」

「今日は少し身体を動かしたい」

と、必要なことは毎回違います。

だから、はんなりでは毎回同じ施術をすることにはこだわっていません。

今日のあなたの身体に合わせて、その日のケアを一緒に考えます。

そして、私が大切にしているのが、

「ゆるめてから、動かす」

という考え方です。

はんなりが大切にしている「ゆるめる」と「うごかす」については、こちらに詳しくまとめています。

▶乳がん術後のリハビリで大切なのは「ゆるめる」こと、そして「うごかす」こと

まず身体の緊張をゆるめ、そのあと必要に応じてストレッチや身体の動かし方をお伝えします。


施術中は、眠っても、お話ししても大丈夫です

施術中の過ごし方にも、決まりはありません。

静かに目を閉じて休まれる方。

眠ってしまわれる方。

身体のことを相談される方。

そして、

「最近こんなことがあってね」

と、日々のことをお話しされる方もいらっしゃいます。

乳がんになってから、病院ではたくさん身体の話をしてきたと思います。

でも、その人の生活は病気だけでできているわけではありません。

仕事のこと。

家族のこと。

好きなこと。

これからやってみたいこと。

そんな何気ない話をしながら過ごす時間も、私は大切にしています。

もちろん、話したくない日は、話さなくて大丈夫です。


着替えや傷あとが気になる方へ

「傷あとを見られるのが不安」

「着替えることに抵抗がある」

という方もいらっしゃいます。

はんなりは女性専用・完全予約制の個室サロンです。

着衣のまま受けられるボディケアもあり、半袖の施術着もご用意しています。

アロマトリートメントでは、胸元が見えにくいガウンを使用し、お着替えの間は私が席を外します。

ウィッグを使用されている方などにも、できるだけ安心して過ごしていただけるよう、プライバシーに配慮しています。

不安なことがあれば、施術前に遠慮なくお話しください。


病院とは少し違う時間です

女性専用リラクゼーションサロンはんなりの個室施術室

病院では、限られた時間の中で診察や治療、リハビリが行われます。

はんなりは医療機関ではなく、リラクゼーションを目的としたサロンです。

だからこそ、急がずにお話を聞いたり、身体を休めたり、その日の状態に合わせてゆっくり過ごしていただくことを大切にしています。

治療中には、

患者として。

家に帰れば、妻や母として。

仕事に戻れば、働く人として。

いくつもの役割を抱えて過ごしている女性も少なくありません。

はんなりにいる間くらいは、そうした役割を少し横に置いて、

「自分の身体のために過ごす時間」

にしていただけたらと思っています。


帰る前に、今の身体をもう一度

必要に応じて、施術後にも肩や腕などを動かしていただきます。

施術前と比べるためだけではなく、

「ここは動かしやすい」

「この動きはまだ少しつっぱる」

など、その日の身体をご自身でも感じてもらうためです。

必要な方には、ご自宅でできるストレッチや身体の動かし方もお伝えします。

たくさん宿題を出すのではなく、生活の中で無理なく続けられそうなことを一緒に考えます。


「少し楽になった」と帰っていただけたら

はんなりで過ごしたあと、

「少し身体が軽くなった」

「話したら気持ちまで楽になった」

「今日はゆっくりできた」

そんなふうに感じて帰っていただけたら嬉しく思います。

治療が終わったあとも、身体や心にはさまざまな変化が続くことがあります。

だからこそ、頑張るためだけではなく、休むために来る場所があってもいい。

はんなりが、そんな場所のひとつでありたいと思っています。

施術を受けるかどうか迷っている段階でも大丈夫です。

今のお身体の状態やお困りごとを確認しながら、無理のない過ごし方を一緒に考えていきます。

はんなりのご案内・ご予約

はんなりは、女性専用・完全予約制の個室サロンです。

乳がんの手術後や治療中の方も、現在のお身体の状態を伺いながら、その日の体調に合わせて過ごし方を一緒に考えていきます。

「私の場合も受けられるかな?」と迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。

▶ はんなりのメニュー・ご予約はこちら

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中野 郁子

この記事を書いた人中野 郁子(なかの いくこ)

乳がん女性の駆け込み寺 はんなりを運営しています。
母をがんで亡くした後、がん患者さんとその家族を支える仕事がしたいと転職。
久留米市の病院に勤務後、2016年に開業しました。
理学療法士、アロマセラピスト、ピンクリボンアドバイザー、乳がん啓発運動指導士の資格があります。

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