球体模様
はんなりについて

10年間、ありがとうございます|これからも女性の人生に寄り添う場所でありたい

10年間、ありがとうございます|これからも女性の人生に寄り添う場所でありたい

2026年9月1日。

はんなりは、10年目を迎えます。

2016年9月1日に、久留米市のこの場所でサロンを始めてから10年。

振り返ると、本当にいろいろなことがありました。

たくさんの方に出会い、たくさんのお話を聞かせていただき、身体に触れながら、その方の人生の一部に寄り添わせていただきました。

10年間続けてこられたのは、はんなりを見つけてくださった皆さまのおかげです。

本当にありがとうございます。

10年間の中で、忘れられない時間があります

10年の間には、思いがけないこともありました。

そのひとつが、新型コロナウイルス感染症の流行です。

3か月間、営業することができませんでした。

それまで当たり前だった「人と会うこと」「身体に触れること」が、当たり前ではなくなりました。

営業を再開するときも、

「お客様に感染させてしまったらどうしよう」

という不安がありました。

感染対策をして、できる限りの準備をして。

それでも、

「お客様は、また来てくださるだろうか」

そんな不安もありました。

そして、営業を再開して、またお客様が来てくださったとき。

「また来てくださった」

そのことが、本当にうれしかったのを覚えています。

あのとき初めて、はっきりと感じました。

お客様に来ていただけることは、決して当たり前ではない。

はんなりという場所を必要としてくださる方がいる。

そのことが、ありがたくて、うれしくて。

今でも、あのときの気持ちは忘れられません。

「次の予約の日が待ち遠しい」

女性が施術でほっとしているイメージ

10年間の中で、心に残っている言葉があります。

あるお客様から、

「次の予約の日が待ち遠しい」

と言っていただいたことです。

この言葉は、今でも私の心に残っています。

私は理学療法士なので、身体の痛みや動かしにくさ、むくみなどを少しでも楽にしたい。

もちろん、それは大切なことです。

でも、はんなりで過ごす時間そのものを、

「楽しみ」

「ここに来るとほっとする」

と思っていただけること。

それも、身体のケアと同じくらい大切なのかもしれない。

そう思うようになりました。

病気になったからといって、人生のすべてが「治療」になるわけではありません。

治療をしながらでも、

少し笑ったり。

誰かと話したり。

自分の身体をいたわったり。

好きなことを楽しんだり。

何もしない時間を過ごしたり。

そんな時間も、その人の大切な人生の一部です。

だから私は、はんなりを、

治療だけを見つめる場所ではなく、その人の人生にも寄り添える場所

にしていきたいと思っています。

10年続けてきて、私自身も変わりました

2016年に開業した頃のはんなりと2026年のはんなり|久留米市の女性専用サロン

10年前と今では、私自身も変わりました。

そして、お客様も変わっていきます。

身体も、生活も、家族との関係も、仕事も。

10年前には想像していなかったことが起こり、今までとは違う悩みを抱えて来られる方もいます。

そして、はんなりというサロンも、少しずつ変わってきました。

時代も変わっていきます。

10年前には当たり前だったことが、今では当たり前ではなくなっていることもあります。

だから私は、今、こう思っています。

今日の施術は、今日の私と、今日のお客様だからこそできるもの。

同じお客様でも、10年前と今日では違います。

昨日と今日でも違うかもしれません。

身体の状態も、気持ちも、その日の生活も違います。

私自身も、10年前の私ではありません。

だから、その日に向き合う時間は、同じものをもう一度つくることはできない。

一回きりの、一期一会。

久留米市の女性専用サロン「はんなり」での乳がん術後ケア

そう思うと、一人ひとりのお客様との時間が、ますます大切に感じられるようになりました。

変わっていくことは、決して悪いことではない。

人も、サロンも、時代も、変わっていく。

その変化を受け入れながら、そのときどきの「今」に寄り添っていく。

それも、10年間続けてきたからこそ、分かるようになったことのひとつです。

変わるものがあれば、変わらないものもある

変わるものがあれば、変わらないものもあります。

それは、10年前にはんなりを始めたときの初心です。

病気を経験した女性が、

「身体のことを安心して相談できる場所があったらいいな」

「治療だけではなく、その人の人生にも寄り添える場所をつくりたい」

そんな思いから、はんなりを始めました。

10年経った今も、その気持ちは変わっていません。

知識も増えました。

経験も増えました。

できることも少しずつ増えてきました。

サロンの形も変わってきました。

私自身も変わりました。

でも、

女性の人生に寄り添いたい。

その思いだけは、これからもぶらさずにいたいと思っています。

これからのはんなり

久留米市の女性専用サロン「はんなり」の初心|10年目を迎えて

10年目だからといって、何か特別なことをするというよりも。

これまでと同じように、一人ひとりのお客様と丁寧に向き合っていきたいと思っています。

痛みを我慢しなくていい。

無理に頑張らなくていい。

「こんなことを相談してもいいのかな」と迷わなくていい。

そして、

病気になったからといって、自分の人生をあきらめなくていい。

身体をゆるめて。

少しずつ、うごかして。

自分の身体と仲直りするように、ゆっくり付き合っていく。

そんな時間を、これからも一緒につくっていきたいと思っています。

10年前の私には、今のはんなりの姿は想像できませんでした。

きっと10年後も、今とは違うはんなりになっているのでしょう。

それでいいと思っています。

人も、身体も、暮らしも、時代も変わっていく。

その変化を受け入れながら、

そのときの「今」を大切にする。

そして、変わらない初心を胸に、これからも歩いていきたいと思います。

これまで出会ってくださった皆さまへ

10年間、はんなりに来てくださった皆さま。

ブログを読んでくださった皆さま。

はんなりを誰かに紹介してくださった皆さま。

そして、これからはんなりを見つけてくださる皆さま。

本当にありがとうございます。

10年間、続けてこられたこと。

それは、私ひとりの力ではありません。

皆さまとの出会いがあったからこそ、今のはんなりがあります。

これからも、

「次の予約の日が待ち遠しい」

と思っていただけるような場所でありたい。

身体が少し楽になるだけではなく、

「ここに来てよかった」

と、心も少し軽くなって帰っていただけるような場所でありたい。

そして、治療が終わったあとも、

「私は私の人生を楽しんでいい」

と思えるように。

女性の人生に寄り添う理学療法士として、これからも歩んでいきます。

治療が終わったあとも、一人じゃない。

10年目のはんなりも、どうぞよろしくお願いいたします。

心からの感謝を込めて。

はんなり
中野郁子

久留米市の女性専用サロン「はんなり」の看板|10年目を迎えて

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中野 郁子

この記事を書いた人中野 郁子(なかの いくこ)

乳がん女性の駆け込み寺 はんなりを運営しています。
母をがんで亡くした後、がん患者さんとその家族を支える仕事がしたいと転職。
久留米市の病院に勤務後、2016年に開業しました。
理学療法士、アロマセラピスト、ピンクリボンアドバイザー、乳がん啓発運動指導士の資格があります。

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