秋の山歩きを楽しもうと、福岡県みやま市の清水山へ行ってきました。
以前にも訪れたことのある場所ですが、今回は登山口に車を停め、階段を上がって清水寺に参拝。その後、展望台まで歩いて登りました。
紅葉にはまだ少し早かったようですが、お天気に恵まれ、気持ちのよい山歩きになりました。
1200年以上の歴史を持つ清水寺

みやま市の清水寺は、天台宗の開祖・最澄(伝教大師)が開いたと伝えられるお寺です。
806年、最澄が山中で見つけた霊木に千手観音像を彫り、お堂を建てたのが始まりとされています。
境内には立派な三重塔があり、緑に囲まれた朱色の建物が青空によく映えていました。
そして清水寺には、乳房にまつわる信仰を集めてきた、小さなお堂もあります。
乳房の病気に悩む女性たちが祈ってきた「乳父観音」

その名は、乳父観音(ちちぶかんのん)。
言い伝えによると、最澄の弟子である円仁(慈覚大師)が、子どもたちの健やかな成長を願って観音像を彫り、お堂を建てたのが始まりとされています。
古くから、母乳が十分に出ないことや、乳房の病気に悩む女性たちの信仰を集めてきたそうです。
お堂には、布などで作られた乳房の形の奉納物がたくさん掛けられています。
昔の女性たちにとって、母乳が出ないことは、今以上に切実な悩みだったのかもしれません。
また、乳房の病気についても、現在のような検査や治療がなかった時代には、どれほど不安だったことでしょう。
乳房の形をした奉納物を見ながら、ここで祈ってきた女性たちのことを思いました。

時代が変わり、医療が進歩しても、病気への不安や、大切な人の健康を願う気持ちは変わらないのかもしれません。
私も今回、乳父観音様に、はんなりのお客様をはじめ、皆さんの健康を祈願してきました。
清水寺といえば、五百羅漢
清水寺の見どころとして有名なのが、五百羅漢(ごひゃくらかん)です。
お釈迦様の弟子である修行僧たちを表した石像で、木々に囲まれた場所にたくさんの羅漢像が並んでいます。
江戸時代の文化・文政年間から大正時代にかけて奉納されたとされています。
これらの羅漢像は、かつて何者かによって首を落とされ、「首なし地蔵」と呼ばれていた時期があったそうです。
その後、再び首がつけられ、現在の姿になったと伝えられています。
一体一体、表情が違う羅漢像。
静かな木立の中に並ぶ姿には、長い年月を感じます。

これから紅葉の季節を迎える清水寺
清水寺は、福岡県南部の紅葉の名所としても知られています。
今回訪れたときは、まだ緑の葉が多く、紅葉には少し早かったようです。
これから秋が深まるにつれて、境内や山道も美しく色づいていくのでしょうね。
登山口の近くには、清水寺本坊庭園という美しい庭園もあります。
雪舟が作庭したと伝えられる国指定の名勝で、四季折々の景色が楽しめる場所です。
今回は立ち寄りませんでしたが、以前訪れたことがあります。
静かで落ち着いた雰囲気の、とてもきれいな庭園でした。
これから紅葉を見に清水寺へ行かれる方は、本坊庭園にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
▶みやま市清水寺本坊庭園についてはこちら
清水山の展望台まで歩きました

参拝を終えたあとは、展望台まで歩きました。
清水山の標高は330.6m。
今回は山道ではなく車道を歩いて登りましたが、坂道が続くので、なかなかよい運動になります。
展望台からは遠くまで景色が広がり、秋の青空がとてもきれいでした。
遠くに有明海や普賢岳が見えます。
今回歩いた距離は6.78km、所要時間は1時間42分。
紅葉には少し早かったけれど、緑の残る山も気持ちがいいものです。
自分の足で歩き、景色を眺め、お寺に立ち寄る。
そんな時間を楽しめた一日でした。
皆さんが健やかに過ごせますように
乳父観音様にお参りして、改めて思ったことがあります。
病気を治すことは医療の役割ですが、誰かの健康や幸せを願うことは、私たちにもできます。
昔の女性たちが乳父観音様に祈りを捧げたように、私も皆さんが穏やかに、健やかに過ごせることを願っています。
そして、私自身も元気で仕事を続けられるように。
秋の清水山で、そんなことを思った一日でした。
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はんなりについて
リラクゼーションサロンはんなりは、女性専用・完全予約制の個室サロンです。
乳がんの治療中・治療後の方にも、安心して過ごしていただける場所を目指しています。
施術を担当するのは、病院で乳がん術後のリハビリに携わってきた女性理学療法士です。
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