「治療が終わりました。」
その言葉を聞いたとき、ほっと安心する気持ちがある一方で、
「思うように体が動かない」
「しびれが残っている」
「疲れやすい」
「以前のように生活できない」

そんな戸惑いを感じる方も少なくありません。
化学療法後は、体力の低下や手足のしびれ、だるさなどが続くことがあります。
さらに、治療が一区切りすると通院の頻度も減り、これまで身近だった医療スタッフと話す機会が少なくなる時期でもあります。
身体のことだけでなく、
「また再発したらどうしよう」
「リンパ浮腫にならないかな」
「これから先の生活は大丈夫だろうか」

そんな将来への不安を抱えながら過ごしている方もいらっしゃいます。
また、一緒に治療を受けていた方の近況や、がんに関するニュースに触れたことで、気持ちが沈んでしまう日もあるかもしれません。
そんなとき、「こんなことで相談していいのかな」と一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。

私は理学療法士として身体をみるだけではなく、その方の暮らしやお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。
不安や悲しみをすぐになくすことはできません。
でも、安心して話せる場所があることで、少し心が軽くなることはあります。
ご家族にも、医療者にも話しにくいことだからこそ、第三者である私に話せることもあるかもしれません。
サロンでは、お身体の状態に合わせたケアはもちろん、ゆっくりお話ししながら過ごしていただく時間も大切にしています。
ほんのひとときでも、病気のことから少し離れて、自分自身をいたわる時間を過ごしていただけたら嬉しく思います。

治療のその先も、その人らしく。
その毎日を支える場所として、「はんなり」は皆さまをお待ちしています。
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