球体模様
治療と暮らし

化学療法が終わったあとこそ、大切にしたい心と身体のケア|乳がん治療後も一人で抱え込まないために

化学療法が終わったあとこそ、大切にしたい心と身体のケア|乳がん治療後も一人で抱え込まないために

「治療が終わりました。」

その言葉を聞いたとき、ほっと安心する気持ちがある一方で、

「思うように体が動かない」
「しびれが残っている」
「疲れやすい」
「以前のように生活できない」

化学療法後の身体の不調を感じながらストレッチをする女性

そんな戸惑いを感じる方も少なくありません。

化学療法後は、体力の低下や手足のしびれ、だるさなどが続くことがあります。

さらに、治療が一区切りすると通院の頻度も減り、これまで身近だった医療スタッフと話す機会が少なくなる時期でもあります。

身体のことだけでなく、

「また再発したらどうしよう」
「リンパ浮腫にならないかな」
「これから先の生活は大丈夫だろうか」

将来への不安を抱えながら窓辺で過ごす女性

そんな将来への不安を抱えながら過ごしている方もいらっしゃいます。

また、一緒に治療を受けていた方の近況や、がんに関するニュースに触れたことで、気持ちが沈んでしまう日もあるかもしれません。

そんなとき、「こんなことで相談していいのかな」と一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。

理学療法士が優しく寄り添いながら話を聞く様子

私は理学療法士として身体をみるだけではなく、その方の暮らしやお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。

不安や悲しみをすぐになくすことはできません。

でも、安心して話せる場所があることで、少し心が軽くなることはあります。

ご家族にも、医療者にも話しにくいことだからこそ、第三者である私に話せることもあるかもしれません。

サロンでは、お身体の状態に合わせたケアはもちろん、ゆっくりお話ししながら過ごしていただく時間も大切にしています。

ほんのひとときでも、病気のことから少し離れて、自分自身をいたわる時間を過ごしていただけたら嬉しく思います。

はんなりの落ち着いた施術室で心と身体を休める時間

治療のその先も、その人らしく。

その毎日を支える場所として、「はんなり」は皆さまをお待ちしています。

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中野 郁子

この記事を書いた人中野 郁子(なかの いくこ)

乳がん女性の駆け込み寺 はんなりを運営しています。
母をがんで亡くした後、がん患者さんとその家族を支える仕事がしたいと転職。
久留米市の病院に勤務後、2016年に開業しました。
理学療法士、アロマセラピスト、ピンクリボンアドバイザー、乳がん啓発運動指導士の資格があります。

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