球体模様
乳がん治療を知る

乳がん検診と乳腺外科の受診の違いをご存じですか?

乳がん検診と乳腺外科の受診の違いをご存じですか?

私は理学療法士として、乳がん術後のリハビリやケアに長く携わってきました。

約10年前には、ピンクリボンアドバイザー(初級・中級)を取得し、乳がんに関する正しい知識をお伝えできるよう学びを深めてきました。

サロンを始めた今も、施術だけでなく、乳がんについて正しい情報を届けることも大切な役割だと考えています。

今回は、多くの方が意外と知らない

「乳がん検診」と「乳腺外科の受診」の違い

についてお話しします。


乳がん検診は「症状のない方」のためのもの

乳がん検診は、

乳房に気になる症状がない方が、早期発見を目的に受ける検査です。

自治体の乳がん検診は、一般的に40歳以上の方が対象となっています。
(対象年齢や受診間隔は自治体によって異なる場合があります。)


症状があるときは「乳腺外科」を受診しましょう

もし、

・しこりがある
・乳頭から分泌物が出る
・乳房のひきつれや皮膚の変化がある
・気になる痛みや違和感が続く

このような症状がある場合は、

乳がん検診の日を待つのではなく、乳腺外科を受診することが大切です。

診察のうえで、必要に応じてマンモグラフィーや超音波(エコー)検査などを組み合わせ、原因を詳しく調べてもらえます。

症状があって受診する場合は、保険診療の対象となることが一般的です。


40歳未満の方はどうしたらいい?

40歳未満の方は、自治体の乳がん検診の対象外となっていることが多いですが、

乳房に気になる症状があれば、年齢に関係なく乳腺外科を受診してください。

症状がなくても検査を希望される場合は、人間ドックや乳腺の検査を実施している医療機関に相談する方法もあります。


「気になったら相談する」ことも大切なセルフケア

乳がん検診を行っている病院の待合室

乳がんは、早期に見つかることで治療の選択肢が広がることがあります。

だからこそ、

「まだ様子を見ようかな」

と我慢するよりも、

「一度相談して安心する」

という選択も大切です。

私はこれからも、理学療法士として身体のケアを行いながら、ピンクリボンアドバイザーとしても、正しい知識をわかりやすくお伝えし、一人でも多くの方が安心して毎日を過ごせるようお手伝いしていきたいと思っています。

合わせて読みたい

乳がんの遺伝について知りたい方へ|BRCA遺伝子検査と娘への遺伝、反対側の乳房・卵巣について

「うちはがん家系じゃないから大丈夫」と思っていませんか?|家族のがんと乳がん検診

乳がんになった原因を考えすぎてしまうあなたへ|自分を責めないで

中野 郁子

この記事を書いた人中野 郁子(なかの いくこ)

乳がん女性の駆け込み寺 はんなりを運営しています。
母をがんで亡くした後、がん患者さんとその家族を支える仕事がしたいと転職。
久留米市の病院に勤務後、2016年に開業しました。
理学療法士、アロマセラピスト、ピンクリボンアドバイザー、乳がん啓発運動指導士の資格があります。

よく読まれている記事

ご予約・お問い合わせ

お申し込みのほか、ご質問やご要望などありましたら、
お気軽にお問い合わせください。

お客様の使いやすい方法を
ご選択ください。

Web予約

からだのケア
24時間以内に返信いたします

Web予約

こころのケア
営業時間 10:00~18:00